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ミズアブ来襲!!!

ミズアブ来襲!!! 2002年夏


今回の話しは、マジでグロテスクです。

自分は「虫系嫌いだ」と思う人は、読まない方がいいです
それでも恐いものみたさ?で読みたい方はどうぞ
でも苦情は受け付けませんよ~。


       でわ。

 前回まで、コンポストを始めてから1年目までの話しを書いていたけれど、今回はちょっと中断して、この夏のことを書く。
 今まで順調だったコンポストに、今回初めて「招かれざる客」がやって来た。

みみずコンポストをしている人の間では有名な「アメリカミズアブの幼虫」だ。

 アメリカミズアブ、という名前はご存知なくても、夏の間に時々見かける、真っ黒で体調2cmくらいのハエのような蜂のような昆虫を知っている人は多いと思う。それがアメリカミズアブだ。私の祖父は「便所蜂」と呼んでいた。
 その幼虫(ウジ)が、ミミズコンポストにわくことがある。アメリカミズアブのウジも、生ゴミを食べるという点では、ミミズと共通なのだが、これがわくと困ったことになる。

 ミミズは、好気的条件下(酸素がたくさんある状態)で、元気に生ゴミを食べ、堆肥を作る。ところがアメリカミズアブは、酸素の少ない嫌気的条件を好み、ミズアブの幼虫がいると、コンポストの中が腐敗したヘドロのようになり、ミミズが住みにくくなる。最悪の場合、ミミズが死滅する…というのが、今まで集めた知識の概要。

 今まで順調で、このくらい大丈夫、とたかをくくっていたのが悪かったのかもしれない。今日、野菜クズを入れるためにコンポストの蓋を開けたら、何度もネットで写真を見た、あのウジがわいていた。
「え?…これ、ひょとしてミズアブ?」と、1匹、2匹つまんで捨てたら(ちなみにゴム手をはめている)、それどころではなく、どわあぁっといる。何日か前に投入したかぼちゃの皮に、ざっと数えて100匹近くたかっている。
「うげ…」
ドキドキしながらかぼちゃの皮を取り除き、さらにまだいるウジを拾って捨てる。
 思い当たることがある。
1週間くらい前、メロンの皮を台所で常温に丸1日放置してしまい、コンポストにいれる時には、少し腐敗臭がしていた。「メロンだから、ミミズはすぐに食べるだろう、まいっか。」と、コンポストに入れてしまったのだが、あれがきっと悪かったのだ。それからしばらく、コンポストからかすかに腐敗臭がしていた。
 きっとあのにおいをかぎつけて、ミズアブはやって来たのだ。
去年の夏は、今ほどみみずが多くなく、ゴミの処理量も少なかったので、真夏はゴミの投入を控えていた(というか、ほったらかしだった)それでミズアブがわくことはなかったのだろう。

 ゴム手袋をはめているとはいえ、ミミズとウジの混合物を左手にガバっとすくって、右手で「ミミズ、ウジ、ミミズ、ウジ」とより分ける自分を、自分自身「強くなったもんだなぁ」と思いながら必死だった。

今現在、コンポスト容器の販売元と、コンポストのBBSに対策を問い合わせしている。

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